七つの魔剣が支配する 第13話 感想「深い洞窟には空があるもの」
※この記事はアニメ13話のネタバレを含みます。
ピクニック
タイトルの通り今回は迷宮2層のお話。
地下のくせに太陽があって巨大樹もあるこの2層、この作品で迷宮といえば大体ここだというぐらい今後何度も出てくる。
でもここのボスザルが負けたカマキリにだって勝てるのだから、先を急ぐ今はただの通過点でしかない。
雰囲気が明るいのも相まって、何しにここに来たのか忘れてしまいそうになる。
隠れて無双ゲーやってた隠密ちゃん。
都合の良いように命令を自分から上書きしてる上、
ただ主の役に立ちたいだけに頑張っちゃうのがほんと可愛い。
第十三話「賑わいの森」
なかなかにダイジェストが多かった今回。
尺の都合もあるだろうけど、探索の部分だしある程度は自然な流れだと思う。
ただ本来の2層の締めである合戦のシーンを飛ばすとは……思わなかった。
武人としてのナナオの設定が生きたり、オリバー・シェラ組が歴史の側面から突破口を考えたり、この3人組で戦うことを存分に生かしたシーンなんだけどな。
大方尺の都合だと思う反面、大軍同士の戦いを描くから作画的にも割に合わないと判断されたのかね。
唯一ナナオの決め台詞だけ強引にねじ込んでいたけど。
ただ話の進みが早いこともあって尺には結構余裕が生まれてる気がする。
来週はサルヴァドーリご本人回ということもあるし、どうせなら原作の話だけじゃなく外伝小説の生徒会組のエピソードなんかもアニオリで入れて欲しいな。
この章は本来、生徒会組が主役の物語。
どうせならもっと、彼らと関わってた頃のサルヴァドーリがアニメで見てみたい。
外伝の続き出てくれないかな……
やっぱりこういう境遇のキャラはヒロインしているところが一番見たいんだ。