七つの魔剣が支配する 第14話 感想「お色気は純愛に勝てない」
※この記事はアニメ14話のネタバレを含みます。
第十四話「サルヴァドーリ」
勝ちきれなかったヒロインの末路。
能力の特性上、もっと下ネタがあってしかるべき部分なのだけれど……
直接的な描写もないし、全体的にかなり甘くぼかされていると思う。
ただ結局、今回の話の主題はそこじゃない。
これは先輩たちがかつての友達を弔うまでの物語だから。
あとこの作品において色気なんてただのまやかしでしかない。
……むしろ性関係についてはこれよりエグく、直接的にやってくる。
勧誘
顎やばいね、先輩。
多分アニメ史上一番、股間を虐めた男。
傍から見てこんな人について行く生徒会の奴らも中々ヤバすぎる気がした。
中世的な相棒。
クソガキな男の娘。
明らかに武闘派の黒い強面の女子。
周りに変なのしかいないせいで何もしなくてもヒロインになれそうだったのに、
なんで自分から負けてしまったんだ……
そういう感情を抑圧させすぎたせいで、股間先輩のラブコメの可能性を奪ってしまったのだからちゃんと責任を取って欲しい。
まぁ個人的にお姉さんはクソガキ先輩と絡んでる時が一番好き。
ただじゃれ合うだけなのも良いけど、
想い人が同じ者同士が恋愛関係になる展開とかも大好物なんだ。
魔に吞まれる
この作品における魔法使いの結末、それが「魔に吞まれる」。
こうなるまでを描くのがこの作品のスタンダード。
これはその初めてのチュートリアル。
今は先輩たちの番だけど、こんな結末が必ずあの6人にもやってくる。
いよいよ来週で最終回。
アニメからこの作品を知って、ここまで見続けてくれた人には本当に感謝したい。
そしてこの先を読みたいと思える人が
少しでも増えてくれれば、それだけで本当に嬉しい。
この作品、男の娘がヒロインとして強すぎるんだけど……